農園の一番人気である完熟南高梅を使って漬け込み。完熟南高梅は、完全に熟して非常に柔らかいため、傷が付かないようにいろいろな試みをしております。
まずバークミンという木屑を畑に蒔き、さらに窒素成分の多いヘアリーベッジという豆科の草を蒔きます。仕上げはネット敷きです。これからはすべてクッションの役目をし、完熟南高梅が樹から熟して落ちた時に傷が付きにくいようにしてくれます。
写真は園主が4000Lの樽に、完熟南高梅を漬け込んでいるところ。この樽には粗塩を混ぜながら、約3tの完熟南高梅が入ります。大きい梅樽と思われるかもしれませんが、このように大きい方が、梅酢の上がりが早いため、鮮度の良い状態で梅が漬かります。漬け込み中にもどんどん梅酢が上がってくる状態なので、香りと鮮度いい柔らかい梅干しに仕上がります。
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