●ポイントさえ抑えれば、だれでも簡単に歯ごたえのあるカリカリ小梅に仕上げることができます。地域によっては、完熟小梅と同様にこのカリカリ用小梅も非常に人気な青梅となっております。
●使用する梅は、未熟で新鮮な小梅。到着した小梅は、まず流水で洗ってから水に2時間ほどつけてあく抜きをします。
●農園より発送したカリカリ用の小梅は、ヘタ付きです。そのため竹串でヘタを取ります。
●ボウルに移し替えて、焼酎、一緒に粗塩(梅の約10%)を絡め、潰れない程度にまで力強く揉み込むます。この揉み込みが弱いと小梅は、柔らかいものになってしまいます。揉むことによって、小梅の細胞を殺し、熟度を止めます。この時、小梅一つ一つに手で十分に力を加えることが大切になります。揉んでいると、小梅から水分がでます。
使った焼酎と、揉むことによって出てきた水分は、そのまま一緒に漬けてください。
●外気との接触をなるべく防ぐため、キャップのついた容器に、大きい容器に漬ける場合などは、ビニール袋を敷いてから漬け込んだ後、上部をゴムで縛って下さい。
●漬けこんでからも要注意。
漬け込んだ梅樽の中の塩分濃度を一定にするために時折、ふたを開けて、手でかき混ぜるか、揺らしてあげて下さい。
●漬け込みは1〜2週間
途中で赤しそを入れいれば、赤しそカリカリ小梅にもなります。
用意する物
カリカリ用の未熟な小梅
粗塩 小梅の10%前後
焼酎 少々
保全場所は、日陰の冷暗所にお願いします。塩分10%でも一年ほどは保ちます。 |