梅の草生栽培に使っているヘアリーベッジ。
この豆科の草は、大きくなると2メートル以上も伸びます。
他の草を押さえ、さらには根に窒素分を多く取り込み、肥料としても効果を発揮します。
ただ一つ難点が。
あまりにも勢いが強いため、まだ小さな苗木ですと樹の幹をつたっていってしまうのです。
7年生ぐらいの比較的大きな樹ですと、多少ヘアリーベッジが樹幹をつたっていっても問題はないのですが、2,3年生の樹だとヘアリーベッジが樹幹に巻き付いて、日陰にしてしまいます。
樹幹が日陰になると、当然光合成ができなくなり、樹が弱ってしまいます。
それを防ぐため、梅の花が咲いた時期に、苗木を中心に麻シートを敷いていきます。