2024年3月20日に降った雹被害により梅に大きな被害が出ています。
雹被害を受けた時期は梅の実が少し顔を出し、葉はまだほとんど出ていない状態でした。そのため、日中断続的に降り続いた細かな雹をもろに受ける形となりました。当園でも過去に何度か雹被害にあっていますが、ここまで大きな被害が出たのは初めてです。
当園では、雹を含めた気象災害の対策とし、園地を大きく3か所程度に分けておりますが、その全ての園地で雹被害に会いました。今回の降雹は、紀南地方で4168ヘクタールに被害が出るなど非常に広範囲に渡っております。
そのため誠に申し訳ございませんが、2024年は、青梅(南高梅)のご注文商品種類を制限し、商品の基準も若干修正したいと思います。
レギュラー品、跳ね出し品でも例年は、比較的綺麗な梅を発送してきましたが、今年は、下記写真のような小傷のあるもの、大きな傷のあるものも混ざっての発送となります。ご注文をお受けする商品は、ほぼ全ての実にキズがあると思っていただければと思います。
そのため例年よりも見た目が良くない梅になります。また今年に限り、青梅(生梅)の全商品はノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。「思っていたよりもキズが大きいので返品したい」等のご要望は一切お受けできません。何卒ご了承ください
今年の梅は雹の被害はありますが、その後は適度な降雨があり、作冬には例年の1.5倍の時間をかけて剪定作業をし、さらに鶏糞、石灰の有機肥料も多くいれていたため降雹後の成育は非常に順調です。また中には奇跡的に雹被害を免れた梅も入っております。
今年の青梅(生梅)は、下記写真のような小傷が多く入った梅、また大きなキズが入ったい梅でも良いというお客様のみご注文お願いいたします。
またレギュラー品、跳ね出し品の違いは、2024年に限って、サイズが統一されているか、されていないかだけの違いになります。
漬け込みに関しては、キズを取り除くことなく、梅干として漬け込みお願いいたします。
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