承元四年(1210)に熊野に参詣した藤原の頼資は、暴風雨に合い、ここ鮎川王子にたどり着いたと書いています。
江戸時代に王子社といわれ、拝殿を備えていましたが、明治時代に住吉神社に合祀され、今では石碑が建つのみです。(写真は住吉神社のものです。)