初見は、天仁二年(1109)、藤原宗忠が田辺王子に奉幣後、萩生山口で昼食をとり、山を越え新王子に参拝したとあり、地理的に見て、この新王子が八上王子と推定されます。
また鎌倉時代、西行が熊野参詣の途中に立ち寄り、「待ちきつる八上の桜さきにけり 荒くおろすな 三栖の山風」という歌を詠み、社殿に書き付けたことで知られる王子です。
十一月二十三日の例祭で奉納される岡の獅子舞は、県指定の無形文化財に登録され、、毎年多くの見物客で賑わいます。舞の種類は9種類あり、私も舞を披露しました。来年も舞う予定なので見たい方は是非!
写真は祭り準備、幟たての日の八上王子です。
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