熊野詣の道 
熊野の大自然
熊野の神髄
藤原宗忠の「中右記」によれば、「貴族にとって、都を出て何日も険しい山道を歩くことは、正気を失うほどの難行苦行であった」とあります。ではなぜ、このような苦行を必要としたのでしょうか?それは苦行を功を積むことは、すみやかに現世の欲望や迷いから離れて悟りの世界に入るためでした。その到達点が本宮大社、那智大社、速玉大社です。熊野の神髄でもあるこの三社を中心に、熊野の名所をお伝えします(^^)/ 画像をクリックすれば大きくなるよ!
乳岩
とがの木茶屋
野中の水
本宮大社
那智大社
速玉大社

高山寺
 なんと言ってもこのお寺は、熊ぐっさん(南方熊楠先生)が眠っていることで有名!熊野にこれだけ多くの神社仏閣が残っているのは、熊ぐっさんのおかげと言っても過言ではなかろう。

 熊ぐっさんは明治時代に政府が神仏合祀令を出した時、合祀を推し進めることは自然保護、環境問題だけに限らず、日本文化、民俗を壊すことになると説いていきました。

 つまり、文化、民俗を壊すことは、日本人の心までも奪ってしまう事を恐れたのです。後生のためにもこの文化を残すのは私たちの使命なんです。

 概略 名刹高山寺はもともと勧修問寺という学問寺で、起源は古く聖徳太子の御草創と伝えられています。

 平安時代、熊野の山岳地帯を開拓し高野山に大霊場を建設中だった弘法大師は、多忙な時日をさいてここ田辺に立ち寄りました。この事は高野山の記録にも残っており信憑性がかなり高いといわれています。

 その後、安土桃山時代に豊臣秀吉による兵火で建造物や古文書が焼失し、空増上人が伽藍の復興に着手し、寺号が興算寺、のちに高山寺と改められましたた。

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